糸つながりで~かぎ針で長編み

先日リジットへドルでストールを織りだしたのですが、綜絖(そうこう)通しの際、1本入れ忘れてしまったまま、あとから綜絖に1本入れ直し織りだしました。しかし、織っていくうちに緩くなっていき、だんだんと織りにくくなり・・・ 

初心者にありがちなことなのかもしれないですが、途中で「もうこれはやり直した方が、納得のいくものができるだろうな~」と思い、すべて取り外しました。ストール用の長さで全体で200本近く・・・ほどくのは容易なことではなかったので「えいやっ!」とはさみでチョキン。

切れ切れの毛糸がもったいないので、くるくるとまん丸に巻いて、かぎ針でひざ掛けを作ることにしました。切れ切れなので結びながら毛糸玉にしてあり、かぎ針で編み進んでいくと、結び目がいくつも出現します。まあ、自宅用なので結び目があってもご愛敬・・・ということで、今20cmほど編みました。早く使いたいので「長編み」でサクサクと編み進みます。「長々編み」というのもありますが、隙間が空きすぎて寒そうなので「長編み」で。

小学生のころ、手芸クラブに入っていたこともあり、なんとなくかぎ針と棒針で編み物はできる程度。大作はつくったことはないけど、「細編み」「長編み」「長々編み」「モチーフ編み」くらいなら。

 

orihane
orihane

1本の糸から作品が出来ていくのは、すごく面白くて大好きです。織物とはまた違った楽しみがあり、なんといっても、手軽にどこでもできるところが魅力ですね。

小学生の時は図書館の遊びのスペースで編んだり、歯医者さんの待ち時間に編んだり、家のこたつでのんびり編んだりしていました。たまに、電車の中で編んでる人を見かけると、すごくうれしくなります。こちらにもたのしい気持ちが伝わってくるようで。

かぎ針でも棒針でも編み物にも「編み図記号」というものがあります。織物でいう「組織図」ですよね。編み図も最初は何のことやらと思っていましたし、複雑なものは今でもよくわかりません。

でも、たまに編み物の本を見ていると、ワクワク感と編んでみたいな~と思う気持ちと編み切れないだろうな~という気持ちがごちゃまぜになって、毛糸だけを買ってそのままになっていたりします・・・

寒い季節になってきたので、今回の切れ切れの毛糸はちゃんとひざ掛けにして使います(と、宣言しておきます)

↓ その後、編みあがりました! 使った毛糸はハマナカアメリ―の水色2玉半、Can Doの紫色を2玉、グレーを1玉です。所要時間は4時間くらいでした。小さめのひざ掛けですが、十分あたたかくほっこりとします。

 

長編みひざかけあみあがり!

織物とは違った手軽さがある編み物も、これからの季節にぴったりなので、興味のある方は編んでみてくださいね。

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