糸を染める~精錬・漂白・染色

絹糸の酸素漂白

織物の材料として、とても大切な糸。糸の素材も、絹、綿、羊毛などがありますが、素材によって染める前の処理の仕方が変わってきます。どう素材を扱えば、きれいに染め上がるのか、温度はどのくらいで時間は何分くらいで染まるのか?まるで実験のように、あれこれ計算し、時間をかけやっと糸が染め上がります。

ですが、思ったような色がでなかったり、絹などはちょっとした温度の保ち方でちぢれてしまったりします。染液につけていても、糸をやさしく回したり、つっついたり。それでも染ムラができてしまったりするのです。

まったく同じ色を染めるのも難しいので、1回1回がワクワクドキドキの時間ですね。

アルパカ
アルパカ

どんな色に染まるのか、楽しみでもアル♪パカ♪

染織する前には、染める工程に邪魔になる汚れや不純物を取り除いていきます。この前処理のことを「精錬」と呼ぶのですが、この処理をすると「綿糸」は水が染み込みやすくなり、染液が入りやすくなります。「絹糸」は手触りがやわらかくなって、絹糸の光沢がでてきます。

きれいな織物を織るためには、とても大事な処理になります。

さらに、糸を漂白すると白さが増し、染料の色が良く表現されます。綿糸は塩素漂白、酸素漂白、どちらでもできますが、絹糸は酸素漂白のみできます。

反応染料使用
反応染料使用
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orihane

上の写真は、反応染料のグリーンとレッドで染めたもの。反応染料は綿をしっかりと染めることができます。

反応染料は、綿をしっかりと染めることができて、最も使用されている染料になります。水に対する強さがあるので、染め方を間違えなければ、洗濯しても色が落ちにくいということになりますね。

糸染めの経験はまだ浅いので、これからいろいろ学ぶことも必要かなと思っています。織るだけではなく、染める工程も面白いですし、自分で染めた糸で織るという方も多いです。やってみたい方は、取り扱い注意の材料もあったりするので、専門の方に学んでみてはいかがでしょうか?

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