今から20年ほど前、アロマテラピーを初めて学んだスクールで、「特徴類似説」という言葉と意味を知りました。
「特徴類似説」とは、植物がもつ形や色、その植物が育った環境などで出来上がった植物のもつ特徴が、人間の身体の特定の部位や病気の症状と似ているとき、その植物を使うと良いとされる古くからの考え方です。
古代の人々は現代のような薬を持っていなかったため、身近にあった植物を試し、導き出したのではないかと思われるのですが。
最近では、くるみは脳の形に似ているから、脳の機能に良いとされたりしていますよね。
アロマテラピーやハーブ、ホメオパシーやフラワーエッセンスなど自然療法は、特徴類似説という考え方を多少なりとも取り入れていると感じます。ホメオパシーやフラワーエッセンスはかじった程度ではありますが、実際に使っていましたし、ハーブ(メディカルハーブ)の資格の卒論(みたいなもの)では、植物の色の働きと人との関わりを主軸に置いて書いたと覚えています。
この「特徴類似説」はなんとなくスピリチュアル的な感覚的な意味で捉えられることも多く、化学的根拠を求められてしまうと、「どうなんだろう?」と感じてしまう人もいます。
例として、「葉」は植物にとって、太陽の光エネルギーを利用して、空気中のに二酸化炭素と水から糖や栄養分を作りだし、酸素を放出するという働きがあるわけです。
人間にとって、植物の「葉」にあたる部位は「肺・呼吸器」です。空気中の酸素を取り込み体中に循環させ、不要な二酸化炭素を排出するという働きです。いわゆるガス交換と言われている働きです。
酸素↔二酸化炭素の働きは逆にはなるけれども、働きとしては同じになります。
「葉」の代表的な精油は
- ユーカリ
- ティートリー
- ローズマリー
- ペパーミントなど
上にあげた精油には1.8シネオールという成分が含まれ、咳や痰など呼吸器のトラブルによく使われています。
実際に成分をみても、作用があるから使用しているということ。しかし成分を知らなくても特徴類似説の肺・呼吸器の働きから導き出してみると、
「じゃあ、葉の精油をつかってみようか」となるわけです。そのように特徴類似説で今回は種子の精油について考えてみます。
種子の精油学
種子の形
種子は硬い殻でおおわれ、外側から指で押しても簡単にはつぶれません。
中身の「命の設計図」をしっかりと守る役目があるからですよね。これから芽吹いていくという命が宿り、力強く生きていくエネルギーのかたまりということ。
では、種子の精油は人のどんな部分やどんな時に使えば良いのでしょう?
思考のリンク
種子から採られた精油は、エネルギーや活力が湧いてくる、またはエネルギーが枯渇している時、芽吹いて再生したい時に使うと良いと考えられます。
種子は土に落ちたり、蒔かれたりして、雨水と太陽の光が与えられなければ芽を出すことができません。
「やりたいことはあるが、形になっていない」状態は、まさに発芽を待つ種子と同じです。
硬い殻(現状維持の安心感)を破り、外の世界へ飛び出したい、現実を変えたい、今の自分のままでは嫌だ、変化したいという「最初の爆発力」になる精油なのです。
行動を促してくれる精油とも考えられますね。種子精油の香りは、スパイシーで刺激的なものが多く、アクセントとしてピリッと変化を感じさせてくれるアロマブレンドとなります。
ブラックペッパーはブレンドでも使いやすく、シトラス系、オリエンタル系、ハーバルアロマティック系との相性が◎
ぜひチャレンジしてみてください!
自分に確かめてみる
- あなたが今、殻の中に閉じ込めている『本当の願い』は何ですか?
- 同じ場所でぐるぐるしていていい?
- 新しい世界を見てみたい?
種子の精油は
- ブラックペッパー
- カルダモン
- キャロットシード
- コリアンダー
- ジュニパー
- トンカビーンズ
植物は落ちた場所が育つ場所ですが、人は動くことができます。自分が求めている場所へ、行ってみましょう。
最初の一歩を踏み出したい時、種子の精油を使ってみませんか?

