
アロマを学び始めたころ、テキストに書いてあった「オレンジポマンダー」を作ってみたくて、アロマ仲間でわいわい騒ぎながら楽しく作った記憶があります。
数回、アロマ講座で作成したりしましたが、最近はめっきり作らなくなっていました。
「オレンジポマンダー」は、オレンジにクローブ(丁子)を刺し、シナモンやカルダモンなどのスパイスを振りかけ乾燥させたもの。
クローブやシナモンは抗菌、殺菌作用、空気を浄化する役割があり、クリスマス時期になるとオレンジポマンダーをドアノブなどにかけ、スパイスの入ったお酒を飲み、健康を保っていたようです。
日本ではなじみがあまりありませんが、年始にお屠蘇を飲み、節分に柊にいわしを刺して玄関に飾る風習が近いのでしょうか?
今回は「広島レモン」が手に入ったので、レモンポマンダーを作成しました。
なるべく丸い形のものが作りやすいですね。
材料
- レモン
- オールスパイス(シナモン、カルダモンなどでも)
- 蕾のついているクローブ(丁子)
- マスキングテープ
- リボン
- 竹串

- レモンにマスキングテープを十字に貼る
- 十字に貼ったマスキングテープを避けながら竹串でクローブを刺す穴をあける
- 穴にクローブを刺していく
- 4辺にクローブが刺せたら、テープを取りビニール袋に入れる
- お好みのスパイスを振り入れ、全体にまぶす
- 紙皿などにのせて、風通しの良いところに置く
- 時々スパイスをまぶす
- 2週間~1カ月乾燥させる
- リボンを巻いてできあがり
オレンジよりもレモンの方が果皮が硬く、中身もぎっしりとしているようで、竹串が刺しにくく、レモン果汁があふれてすごかったです。レモンの香りに包まれながら作成できるのは幸せ気分でしたが。
久しぶりに作ってみて感じたことは、手作業するって心の安定になるな~、精油でなくても香りに癒されるな~ということでした。
初心にかえるって大切なことですね。簡単ですので、この冬時間に作ってみてくださいね。

