【111年目の中原淳一展】

美術館情報

横浜そごう美術館【111年目の中原淳一展】へ行ってきました!
三が日も過ぎ、初もうで以外にどこにも行っていないと思い、
「ちらしミュージアム」というアプリで展示を探していたところ、
横浜そごうの中にある小さな美術館で開催している【111年目の中原淳一展】を見つけ、ちらしのイラストに興味がわいたので見に行ってきました。
この方の絵は知っていたものの詳しくは知らなかったので、キャプションを読みながら「へ~、ほ~…」と改めて知ることができました。
戦後から1年後に雑誌「それいゆ」を創刊し、表紙イラストを手掛け、
インテリアや浴衣のリメイク、子供の洋服、人形作りまで、いろいろと手掛けていたのですね。
最初のころは、物憂げなどこを見ているかわからないような瞳の女性が多く描かれ、だんだんと瞳に力を感じられるような絵に変化し、時代の流れを感じさせてくれます。
女性の日常服が、着物から洋服へと変化していますが、一貫して【美しさ、美】について描かれ語られていました。
私の母の時代がちょうどこの頃で、同じような服装、部屋のインテリア、リメイクをしていたのではないのかなと。
和室を洋室のように使うテクニックや、狭い台所に洋式テーブルを置き、今でいうリビングダイニングみたいな使い方を実家でもしていたような気もします。
見どころは?
なんといっても雑誌【それいゆ】の表紙でしょうか。
オードリーヘップバーンのようなポニーテールの女性やショートカットのキュートさが際立つ女性。
デッサン力も確かなものと感じさせる花のイラストはグッズとしても再現されて販売されていました。
見ていただきたいのは、中原淳一が語っている言葉。垂れ幕のようにところどころに飾ってあるので、ぜひすべてを読んでほしいです。
111年目の中原淳一展 (終了しています)
  • 開催期間  2023年11月18日(土)~2024年1月10日(水)
  • 時間    午前10時~午後8時 入館は30分前まで
  • 会期中   無休 事前予約不要 当日券あり
  • 場所    横浜そごう美術館

大正、昭和などレトロなものがお好きな方には良いと思います。もうすぐ終了してしまうので、お気を付けくださいね。

レトロなものがお好きな方は鎌倉にある【ミルクホール】がおすすめです。横浜からは30分くらいで鎌倉に行けますので、足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

人の多い小町通りから一本線路側に入ると、し~んとした住宅街に入ります。住宅街にマッチした古い建物が【ミルクホール】です。

以前から有名なカフェですが、やはり元旦から込んでいました。

私にとっては時代が戻ったような、若い方には新鮮と感じるようなそんな空間。レモンメニューがおすすめだったようで、レモンパフェを食べましたが、レモンの酸味とクリームの相性が抜群で、パフェなのにさっぱりとしていて、もうひとつ食べたいくらいな美味しさでした。

中原淳一展からの鎌倉ミルクホール。静かな休日を過ごしたい方はぜひ行ってみてくださいね

 

 

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